Outlook2002において「仕訳ルール」機能を用いて自動転送した場合に起きる
一見バグのような仕様について調べた。
メッセージを自動的に他のユーザーのアカウントに転送する - Outlook - Office.com
http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook-help/HA001150201.aspx
自動転送設定をしているOutlookユーザが、
1回のメール受信時に
同一のメールアカウントから複数メールを受信した場合、
当該メールアカウントからの最初の1通のみが転送され、
当該メールアカウントからの残りのメールが転送されないままになる。
outlook2003で全メールを特定アドレスに転送したい。 - 楽天 みんなで解決!Q&A
http://qanda.rakuten.ne.jp/qa1538596.html
Outlook 2000 自動転送がかからない原因 | OKWave
http://okwave.jp/qa/q4848285.html
関連すると思われる(Outlookの内部仕様に関する)MS公式文書
POP3 や IMAP 電子メール アカウントで受信したメッセージに自動返信する - Outlook - Office.com
http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook-help/HA001122385.aspx
自動仕訳ウィザードの仕訳ルール [特定のテンプレートを使って返信する] では、 セッション中、それぞれの送信者に対して自動返信メッセージが 1 回だけ送信されます。 この仕訳ルールでは、同じ相手から複数のメッセージを受け取ったとしても、 そのたびに返信することはありません。
Outlook はセッション中、返信が済んだユーザーのリストを管理しています。 Outlook を終了し、再起動すると、自動返信が済んだ送信者のリストはリセットされます。
上記文章は、自動返信の話なので必ずしも今回の問題に関連するとは言えないが、
今回の問題と、現象が似ているので、以下ではこれが原因と仮定している。
要するに、Outlookは
1セッション中において複数のメールを受信しても
複数のメールのうちの1通を転送したユーザに対しては、
残りのメールを転送しない。
Outlookは一回の送受信でセッションを複数張っている模様。
(どういうルールで、セッションを切り替えてるは不明)
転送実行のたびにセッションが切れるようにする。
「自動仕訳ルール」作成時に、
「処理内容」に「特定のメールアドレスに転送する」に加えて、
「特定のフォルダにコピー」などの処理を噛ませる。
この挙動は、上記Outlookの仕様によるものと考えれば納得はできるけど、
使う側からすれば、不便極まりないので改善してほしい。。。